【VICE JAPAN】医療大麻特集 マリファナ研究のゴッド・ファーザーが 発見した事実


1980年、サンタ・カーサ・デ・サンパウロ医科大学医療学部(Sao Paulo Medicine Faculty of Santa Casa)の研究者チームが画期的な研究結果を発表した。

それは、世界中の癲癇患者5,000万人を苦悩から解放できる可能性を秘めた研究結果であったのだが、未だに、癲癇患者に朗報は届いていない。

イスラエルのエルサレムにあるヘブライ大学と共同で行われたこの研究は、少なくとも、癲癇患者にとっては朗報であった。

この研究では、1日300mgのカンナビジオールを8名の癲癇患者に投与した。ちなみに、カンナビジオールは、大麻に含まれの中で最も重要な精神活性効果のない化学成分だ。

この治療を4ヶ月間続けた結果、4名の癲癇発作は治まり、3名の発作頻度が減少した。

教授は、マリファナに含まれる化学物質が人体にどう影響するのかを解明しようと研究を続けている。同僚からラフィーという愛称で呼ばれているメコーラム教授は、「カンナビノイド」をマリファナから分離し、分子構造を解明した。

そのなかでも、マリファナ特有の多幸感を使用者にもたらす化学物質「テトラヒドロカンナビノール(THC)」、向精神作用のない化学物質「カンナビジオール」などがあり、薬理上の効果が期待されている。

「34歳のころ、研究テーマを探していた」。マリファナに興味を持ったきっかけを尋ねると、メコーラム教授は語り始めた。

私は手前勝手に、「ある日、研究室でジョイントを吸っていたら閃いたのだ」といった類いの、60年代のヒッピー文化を想起させるような答えを期待していた。

しかし、「人生で1度しかマリファナを吸引していない」教授は次のように答えた。「科学者は、オリジナルな研究テーマを扱わなければならない。研究者が50人にも満たないような研究をしなければならないんだ。さらに、研究テーマは、内容の充実はもちろんのこと、社会的影響もなくてはならない。

当時、私は、未開拓の研究テーマを求め、英語、ロシア語、フランス語、ドイツ語の文献を読み漁っていた。そして、科学分野全般でマリファナの化学物質に関する化学的知識の欠如に気付いた。この事実に大変驚いた。なぜなら、すでにモルヒネはアヘンから、コカインはコカの葉からそれぞれ抽出されていたが、誰も、大麻の化学的性質を研究した者がいなかったんだ。これはとても奇妙だった」

以下詳細はVICE JAPANでどうぞ

waca

書籍
「カンナビノイドの科学 大麻の医療・福祉・産業への利用」
佐藤均(監修) 日本臨床カンナビノイド学会(編)






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