大麻解禁が広がるアメリカの大麻関連ETFってどんなもの?

2018年2月17日

大麻解禁が広がるアメリカの大麻関連ETFってどんなもの?

アメリカでの大麻娯楽使用合法化は9州にまで拡大

 今年1月1日、米国カリフォルニア州で大麻の販売が始まったことはまだ記憶に新しいところだ。娯楽使用の大麻販売解禁は6州目。2016年11月の住民投票で娯楽用大麻の合法化が承認されたことから、嗜好目的での大麻の売買や使用(21歳以上の成人が対象)に関してカリフォルニア州大麻管理局が法整備を進め、販売に至った。

 大麻の所有や使用は1人1オンス(約28グラム)までと制限されており、車の中で、職場で、公共の場での大麻の使用は原則禁止である。車の中での使用が禁止であることから、必然的に、大麻を使用しながらの運転は禁止となる。

 嗜好目的の大麻の生産・流通・販売には自治体および州のライセンス(認可)が必要となる。そのため、カリフォルニア州の全域において大麻が販売されるわけではない。

 米国ではじめて大麻が嗜好目的の使用が合法化された州はコロラド州で、2014年1月のことであったが、現在、娯楽使用の大麻販売が合法化され、かつ、行われているのは、コロラド州、ワシントン州、オレゴン州、アラスカ州、カリフォルニア州である。また、販売開始されていないが娯楽使用の大麻がすでに合法化されているのが、メイン州、マサチューセッツ州、ネバダ州で、1月24日にはさらにバーモント州が加わった。

 大麻合法化の経済効果については、米国リサーチ会社のアークビュー・グループがレポートで、2021年の合法大麻の米国消費者支出が208億ドルで、全体的な経済的影響が396億ドル、雇用が41万4000人、納税額が40億ドルを超える経済的な効果を公表している。(参照:US Legal Cannabis: Driving $40 Billion Economic Output)

大麻関連企業で構成されたETFも登場

 こうした市場動向を受けて、株式市場にも、米国市場では初となる大麻関連産業に関連する企業で構成されたETFが登場している。“ETFMG Alternative Harvest ETF(MJ)”(証券コード・MJX:US)である。

 MJXは”Prime Alternative Harvest Index”という医薬品およびたばこ業界で大麻と関連するビジネスを行っており、世界中の取引所に上場されている30社の株価から時価総額ベースで連動するように設計されたインデックスファンドである。30社の中の上位10社の内、8社がカナダ企業、1社が英国企業、1社が米国企業である。

 上位3社は、

 1位 CRONOS GROUP INC(クロノス・グループ、ティッカーシンボル:MJN CN)8.59%
 2位 AURORA CANNABIS INC COM(オーロラ・キャナビス、ティッカーシンボル:ACB CN)6.82%
 3位 CANOPY GROWTH CORP(キャノピー・グロース、ティッカーシンボル:WEED CN)5.92%

 である。(参照:Top Ten Fund Holdings)

 MJXの構成上位3社のビジネスについて、以下の通り、チェックしていきたいと思う。

医療用大麻生産企業に投資するカナダの「クロノス・グループ」

 クロノス・グループは、カナダで事業を展開している投資会社であり、5つの医療用大麻生産会社に投資を行っている。

 5社の内、クロノス・グループのコア・アセットは、医療用大麻生産会社のPeace Naturals、Original BC、Whistler Medical Marijuana Companyであるとしている。

 Peace Naturalsは クロノス・グループの100%出資会社で、医療目的の大麻使用規制(ACMPR : Authorized Licensed Producers of Cannabis for Medical Purposes)に基づいてHealth Canadaからライセンスを受け、大麻油の栽培および大麻の生産と販売を行っている。オンタリオ州シムコー郡に95エーカー(=384,451㎡)の土地を保有している。

 Original BCはクロノス・グループの100%出資会社で、医療用大麻の栽培と販売をライセンスされており、ブリティッシュ・コロンビア州オカナガン・バレーの中心部に31エーカー(=125,452㎡)の土地を保有している。

 Whistler Medical Marijuana Companyは、クロノス・グループが21.5%出資しており、ライセンスのもとで大麻油を栽培するとともに、大麻の生産と販売を行っている。

イタリア政府に医療用大麻供給の認定を受けたオーロラ・キャナビス

 オーロラ・キャナビスは、カナダで医療用大麻を製造販売している。オーロラ・キャナビスは、カナダ西部に位置するアルバータ州に専用の55,200平方フィート(=5,128㎡)の”Aurora Mountain”と呼ぶ製造施設を保有している。また、ケベック州ポイントクレアに”Aurora Vie”と呼ぶ製造施設を保有している。エドモントン国際空港の敷地内に“Aurora Sky”と呼ぶ800,000平方フィート(=74,322㎡)の製造施設を建設中である。さらに、100%子会社の“Aurora Larssen Projects Ltd”を通じて、ケベック州ラシュートに製造施設を建設中である。

 今年1月18日、オーロラ・キャナビスは、ドイツの100%子会社Pedanios GmbHを通じて、イタリアで医療用大麻の生産と流通を監督する国防省を通じてイタリア政府に医療大麻を供給するサプライヤーに選定されたというニュースが出たばかりである。(参照:Aurora Exclusive Winner of First Italian Government Medical Cannabis Tender

ソフトジェルなどさまざまな大麻製品を作るキャノピー・グロース

 キャノピー・グロースは、子会社を通じ、カナダで医療用大麻を製造販売している。同社は、乾燥、油、およびソフトジェルの大麻製品を提供しており、オンラインで製品を販売している。同社は、以前はTweed Marijuana Inc.として知られており、2015年9月にCanopy Growth Corporationに社名を変更した。本社は、カナダ・オンタリオ州のスミスフォールズ。

 キャノピー・グロースのコア・アセットは医療用大麻の“Tweed”、“Spectrum Cannabis”、“Bedrocan”である。

 キャノピー・グロースの株価は、1年前の3倍以上、2年前の10倍となっている。

 1月初旬には米政府が大麻合法化拡大政策を撤回するとの噂や、資産管理会社であるBancorpが法的懸念があるため、ファンドの撤退を含む見直しを検討しているというニュースが報じられたり(参照:Bloomberg)と不安定な要素はあるものの、今後、大麻合法化の動き、大麻産業に関連する企業で構成されたETFや構成銘柄の企業動向や株価動向に注目していくのも面白いかもしれない。

参考:HARBOR BUSINESS ONLINE – 大麻解禁が広がるアメリカの大麻関連ETFってどんなもの?

スモーカーよりも 患者さんよりも、
大麻合法化に 一番目を血走らせているのは デイトレーダーなのかもね♪

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カリフォルニア州で「大麻関連」求人が急増、全米トップに

2018年2月17日

カリフォルニア州で「大麻関連」求人が急増、全米トップに

今年から大麻の栽培・販売・消費が解禁された米カリフォルニア州は、世界最大の嗜好用大麻市場に成長しようとしている。大麻関連で新たな雇用も生まれており、農場や加工施設、販売店のスタッフのほか、法律アドバイザーやセキュリティなどの関連分野の求人も増えている。

求人サイトの「ZipRecruiter」によると大麻関連で現在、米国で最多の求人広告が出稿されているのがサンフランシスコとロサンゼルスの2都市だという。「カリフォルニア州は大麻を解禁したばかりだが、大麻関連の求人件数は米国で最多となっている。次に多いのはコロラド州のデンバーとワシントン州のシアトルだ」とZipRecruiterは報告している。

業界団体の「Consumer Research Around Cannabis」のレポートでは、ロサンゼルス大都市圏の21歳以上の人口は約1370万人で、そのうち530万人が大麻ユーザーであると推定されるという。投資企業「Ackrell Capital」によると、カリフォルニア州の医療大麻市場は2017年に38億ドル規模に達していた。

しかし、州レベルで大麻の合法化が進むなかで、米連邦政府は今も大麻の合法化に反対しており、大麻関連の起業家が罪に問われる可能性もある。トランプ政権で司法長官を務めるジェフ・セッションズは長年、大麻の合法化に反対の姿勢を貫いてきた。

セッションズは先日、州レベルでの大麻の合法化の根拠となる「コールメモ」の無効化を検討すると発言し、関係者らを震え上がらせた。彼はまた、大麻やその他のドラッグ使用が、米国で問題化しているオピオイド系鎮痛剤の乱用の原因となっているとも述べた(医療関係者はセッションズの認識は間違いだと指摘している)。

仮に米国政府が全面的に大麻を解禁した場合、1000億ドル(約10兆円)の市場が生まれるとAckrell Capitalは試算している。

参考:Forbes Japan – カリフォルニア州で「大麻関連」求人が急増、全米トップに

セッションズ長官は 大麻にイヤな思い出でもあるのかな~?

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【世界から】スイスで大麻商品がブームの理由

2018年2月14日

【世界から】スイスで大麻商品がブームの理由
「ハンフテーケ」に並ぶCBD大麻のオイルや食品

 1年半ほど前から、チューリヒを中心にスイス国内でも乾燥大麻や大麻オイル、大麻を混ぜたパスタや甘くした大麻の種が、店頭で気軽に買えるようになった。大麻といっても、日本で禁止されているいわゆる、麻薬ではもちろんない。

 なぜなら、精神(脳)に作用して気分の高揚などを引き起こすテトラヒドロカンナビノール(THC)という成分は、ほとんど含まれていないから。購入できるようになったのは、依存性がないことに加え、副作用が少なく、健康に一役買うとされる成分であるカンナビジオール(CBD)を一定量(およそ5~20%)含んだ大麻だ。いわゆる「麻薬」と区別するため、流通している大麻を単にCBDと呼ぶことも多い。

▽熟睡できる

 チューリヒ中央駅から徒歩で15分、スイス国内で20店舗以上を構えるCBD販売大手の「ハンフテーケ」を訪ねた。白を基調として明るい店内の棚には白と緑のデザインが施されたパッケージのCBD商品がずらりと並ぶ。CBD風味のお茶や食用油、ミューズリー(シリアル)などの食品のほか、喫煙用の葉、小瓶に入ったオイル(中鎖脂肪酸=MTC=オイルにCBDエキスを混ぜたもの)もある。

 売れ筋は小瓶に入ったオイルで、直接口に垂らしたり、お茶に入れて飲んだりする。「年配の方たちが買っていくことが多いです。痛み止めにいいし、ぐっすり眠ることもできるからです」。自身もそのオイルを使っているという男性店員が教えてくれた。その店員は自転車の事故に遭って以来、気温によって強い痛みが走るようになったが、オイルを口にすると痛みが治まるという。

 私の義兄(60代)もファンになった一人だ。「CBDのお茶を飲むと気持ちが落ち着くし、よく眠れる。効用があって市販薬よりも絶対にいい」と言う。義兄は、数年前に心臓に不調が見つかって、健康には人一倍気を付けている。2012年に政府が実施した調査では、国民の4分の1が睡眠の問題(寝付けない、何度も目覚めるなど)を抱えているから、義兄のように試してみようという人も多いのかもしれない。

 スイスでは、THCの含有量が1%に満たないCBD大麻を販売することが11年に合法化された。

 大麻という植物には80種類以上の物質が含まれていて、そのままでは市場に出せない。製造者たちは違法にならないよう交配を繰り返して、THC1%を超えないCBD大麻を生産できるようになった。ハンフテーケで扱っているCBDは、すべて国内産だ。

▽一袋1万円超の商品も

 体調を整えるためにCBD商品を求める人がいる一方、喫煙して味覚を楽しむために買う人も多い。喫煙用の葉を目玉商品にしたスイス初のCBDショップ「ビオカン」がチューリヒにオープンしたときには話題になった。

 スイス国内に4店舗、オーストリアに1店舗を構える「グリーン・パッション」も主力商品は喫煙用の葉だ。風味は赤ワイン、イチゴ、チーズケーキ、オレンジのつぼみ、紫の煙など17種類で、瓶に入れた見本が並んでいた。風味によって値段は違うが、大体が7~8グラムで約1万1500円。タバコと同様の扱いで、健康への害を知らせる警告表示がパッケージにしっかり書いてある。

 同店では、客のほとんどが男性だという。私が店員に話を聞いている間も、男性客が1人、また1人とやってきた。「どれか風味を試しますか、それとも、もうおわかりですか」と尋ねた女性店員に「いえ大丈夫です。△△風味を」と答えていたので、きっと常連客なのだろう。

 喫煙用にCBDを求める人は増えているようだ。最近は専門店だけでなく、スーパーやキオスクでも販売している。

▽若者を守るため?

 スイス政府がCBD大麻を合法化したのは、違法大麻の消費が多いことが関係している。同国保健局の調査結果「スイス違法麻薬の消費2016年」によると、15歳以上の男性でいままでに1回でも大麻を喫煙したことがあるのは38.9%、女性は29%で、15~24歳(男女)で過去1年間に1回以上喫煙した人の割合は22%だった。保健局は、大麻喫煙は若者の間の現象だと指摘している。

 とは言え、麻薬大麻の替わりにCBDを喫煙すれば、事態が収まるとはいえない。麻薬、アルコール、タバコ依存防止につとめる団体「ズーフト・シュヴァイツ」も指摘しているように、CBDを喫煙した場合の長期的な害または効果についての研究はまだないのだ。

 CBD喫煙に賛成ではない一般の人もいる。昨秋、私の住むマンションで、誰かがベランダで定期的にCBDを喫煙し始めた。独特の香りのため、気付いた人も多かったらしい。しばらくしてから苦情の張り紙が出て、その後、家主から全入居者に「CBD喫煙は禁止」と通知が届いた。

 ベジタリアンや和食人気、フィットネスやヨガのブームなど、スイス人の健康志向はここ数年、目に見えて強くなっている。CBDの喫煙者がますます増えるとともに、化学的ではないナチュラルなCBD食品の消費も増えていくのかもしれない。(スイス在住ジャーナリスト、岩澤里美=共同通信特約)

参考:共同通信 – 【世界から】スイスで大麻商品がブームの理由

「CBD大麻」「麻薬大麻」という単語、ものすごくヘンですね。
日本は合法化しても、CBD縛りなんてヤメてね~~

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