インドで大麻合法化法案が国会提出へ


インドで大麻合法化法案が国会提出へ

元循環器専門医のDharam Vira Gandhi下院議員

あのインドが大麻合法化への最初のステップを踏み出しました。詳細は以下から。

インドの冬期国会に議員立法の大麻合法化法案が提出されることが分かりました。この法案の提出議員であるパンジャーブ州選出のDharam vira Gandhi下院議員は元循環器専門医であり、大麻の非犯罪化と合法化を長年支援してきました。

Gandhi議員は1985年の「Narcotic Drugs and Psychotropic Substances Act(NDPS Act:麻薬及び向精神薬法)」が望まれた結果を出しておらず、薬物の需要が変わっていないと批判しています。提出される法案は罰則を無くし、医療用及びレクリエーション用の大麻を合法化して統制することを柱としています。

30年間に渡ってNDPS Actで戦われたいわゆる「ドラッグ戦争」は、2009年にアメリカ合衆国議会が表明したように失敗だったとGandhi議員は考えており、厳しい懲罰による禁止法が望んだのと真逆の効果しかもたらしていないと指摘します。

ではこの合法化法案は実際の大麻合法化に繋がるものなのでしょうか?実は既に2017年8月にManeka Gandhi大臣が医療大麻の合法化を要求しており、同月にインド政府は科学・工業研究評議会に対し、てんかんと化学療法の副作用のケアのための研究用大麻の栽培を許可しています。また、中央麻薬局のRomesh Bhattacharji前長官も大麻規制の見直しについて言及しています。

インドではサドゥーと呼ばれるヒンドゥー教の苦行者を筆頭に、宗教上の理由から大麻を吸引する人が少なからず存在しています。実際にヒンドゥー教の主神の一柱であるシヴァは大麻を司る神としても知られており、法律と宗教の間で大きな齟齬が生じているのが現状です。

すぐにインドで大麻が合法化される可能性は高くはありませんが、欧米を中心に大麻規制が大幅に見直されており、産業としても顕著な伸びを示している現状がある以上、遅かれ早かれ合法化もしくは非犯罪化に向かうものと考えられます。

その場合、インドがアジアで最初の大麻合法化国となり、既に数千年に渡る大麻栽培のノウハウが蓄積されている以上、極めて大きなマーケットとなり、供給地となる事は間違いありません。

インドで大麻合法化法案が国会提出へ

参考:Bazzap – インドで大麻合法化法案が国会提出へ
India Times – A Private Member’s Bill To Legalise Marijuana To Be Tabled In Parliament During Winter Session

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