ゴルフ「新薬物検査プログラム」に大麻愛好家は拍手喝采 ~匿名ツアープロの報告


ゴルフ「新薬物検査プログラム」に大麻愛好家は拍手喝采 ~匿名ツアープロの報告

すでにご存じかもしれないが、PGAツアーは2017年10月の新シーズン開始に合わせて、新しい薬物検査プログラムを展開している。これまでの採尿に加え、身体能力を向上させるドーピングを検査するため、採血も行うことになったのだ。我々に対する禁止薬物のリストはオリンピック選手と同じ内容となり、検査で引っ掛かった場合にはその事実が公表されることになった。これで3カ月間、トーナメントでプレーをしていない選手がいたとしても、その選手が本当に背中を痛めているのか、実際は検査で引っ掛かり「暗黙の出場停止」が課されているのか、あれこれ推測する必要はなくなる訳だ。

とても厳しくなったように思えるかな?でもこの数年間、定期的に大麻を吸ってきた選手である私は、さほど気にしていない。むしろツアーの決定に拍手を送りたいくらいだ。

肝(きも)は数値にあると言える。新たな規定では、体内に残留していてもいい大麻の量がこれまでの10倍に引き上げられたのだ。検査で失格となる基準値が、これまでの15ナノグラムから150ナノグラムとなった。これは一体どれくらいの量なのだろう?大麻は長く体内に残るから厄介なのだ。しかし友人である医者によると、1ヵ月に12日間大麻を吸引しても、基準値に達することはないそうだ。それでも私は常に水をたくさん飲むことで、検査で検出されにくいよう心掛けているよ。

ツアーは、国際オリンピック委員会(IOC)の決定を踏襲している。国際オリンピック委員会は、2013年に基準値を150ナノグラムに引き上げた訳だが、私は妥当だと思っている。重要なのは選手が競技上、優位性を得るのを防止することであり、彼らに恥をかかせることではない。PGAツアーの選手で娯楽用の薬物の使用を気にかける者はいないし、一般ゴルファーでもそうだろう。水パイプで大麻を吸ったり、ビールを一杯引っかけることが、バーディを奪う上でどれだけ有効なのか?ただし「スイングの潤滑油だ」などと自分を信じ込ませることはできても、賞金の懸かった大会で吸引をすれば、対戦相手を喜ばせるだけだろう。

これまでPGAツアーの大会中にハイになっていたことはあるかって?もちろん。そんなに頻繁にではないけれどね。最下位付近で順位が上がる見込みがほとんどなく、日曜にティオフをするのなら、その日は少しでも楽しく、少なくとも違った日にしたい。そんな時に同組の選手たちと、スタート前に一服したことはあるよ。

毎週、ツアーはランダムに多くの選手を検査する。担当者がスコア記入トラックの外で待っているのだ。スポンサーやメディアに対する対応義務がある場合は、「検査エリア」へ出向くのを遅らせることができる。尿のサンプルを提出すると、その数日後に検査をパスした旨がメールで通知される。ただし、自分の電話が鳴り、発信者がPGAツアーで、自分が他の用件でツアーの事務所に留守電を残した覚えがなければ、それは検査が陽性だったことを意味する。私も一度、これを経験したことがあるからね。

娯楽用薬物の使用で検査に引っかかったのはそれが初めてのことだったので、その時は軽い処罰で済んだ。抗議する選択肢もあるにはあったが、それで事が公になるのは馬鹿げている。私は結果を受け入れ、ノースカロライナ州シャーロットへと飛び、ツアーが任命した心理学者と1時間ほど面談をした。これと同じ旅をした何人かの選手を知っているよ。心理学者の男は「どれくらいの量を、どれくらいの頻度で?」といった、ありきたりなカウンセリングの質問をしてくる。私は正直に答えたが、彼はそれにまったく無関心だった。我々は形式的な問答をして、問題について対処したということを紙に記録しただけだった。その後も私は、地元のカウンセラーと3つのセッションに出席しなければならなかったけれどね。

合法化が広がるにつれ、大麻を巡る状況が変化しているのは明らかで、ツアーが改訂した情け深い基準値などささいなことだ。血を抜かれることに気乗りはしないが、実際に不正行為で力をつけて、飛距離を稼ごうとしているインチキ野郎が捕まるのであれば、喜んでこの腕を差し出そう。

この新しいプログラムの開始に伴う懲戒に関する噂では、全員のこれまでの記録が一旦クリーンにリセットされるそうだ。そうすると、私が再度大麻の検査に引っかかった場合、最悪のシナリオはシャーロット行きのフライトということになるだろう。

聞き手:マックス・アドラー
(米国ゴルフダイジェスト誌 2017年10月号掲載)

参考:ゴルフダイジェスト・オンライン – 「新・薬物検査プログラム」に大麻愛好家は拍手喝采 ~覆面ツアープロの報告

大会中にハイになっていたことはあるかって?もちろん。<中略>同組の選手たちと、スタート前に一服したことはあるよ。」
yeah~♪

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