2018年7月 のアーカイブ

コロンビアの「大麻フェア」で垣間見た、 日本とはまったく違う”大麻”との向き合い方

2018年7月25日 水曜日

コロンビアの「大麻フェア」で垣間見た、 日本とはまったく違う"大麻"との向き合い方


カリブ海に浮かぶ小国・ドミニカ共和国に住み、中南米の新興国を舞台に貿易事業を展開する風間真治さん。今回は、南米コロンビアで開催された「大麻フェア」についてのレポートです。

 今年6月、「カナダで嗜好用大麻がついに合法となる」というニュースを受けて、ニューヨーク証券取引所に上場している大麻(マリファナ)関連企業銘柄は一斉に値を上げました。
 
 日本に住んでいる方々には、「大麻が合法」ということ自体驚きだと思いますが、ニューヨークの証券取引所に大麻関連企業が上場しているということに、さらに驚かれたのではないでしょうか。
 
 後で詳しく説明しますが、大麻は原料の大麻草に含まれる成分の割合によって、1)医療用、2)嗜好用、3)産業用の3種類に大別されます。カナダは元々医療用大麻を合法としており、世界の大麻市場の中では注目度が高い国でしたが、今回嗜好用大麻も合法化されるということで、株式市場での大麻関連株と言われる銘柄も大きく反応しました。
 
 嗜好用大麻は、米国のカリフォルニアやコロラド、ワシントンをはじめとしたいくつかの州でも既に合法ですし、欧州のオランダなどをはじめ、産業用、医療用大麻の合法化を進めている国は世界的に増えている流れがあります。

 ちなみに私が住んでいる中南米でいうと、2013年に世界で最初に嗜好用大麻を合法化したのがウルグアイ。その後、チリやコロンビア、ペルー、メキシコなど医療用大麻を合法化した国が増えており、市場拡大の動きが見られます。最近では「大麻ビジネス」が政府や事業家、投資家から一般の病気に苦しむ人々まで、注目を集めています。
 
 今回、南米コロンビアで開催された「大麻国際フェア」に参加する機会がありましたので、そのご報告をしてみたいと思います。

市をあげて大麻ビジネスを誘致

 今回訪れたのはコロンビアのカリという町の郊外で、市が主催した大規模なフェアです。大麻フェアと聞いて、ヒッピーみたいな人やラッパーなど、ちょっとアウトローな感じの人が集うというイメージを思い浮かべた方は、そのイメージは少し変えたほうがいいかもしれません。
 
 もちろんそのような人たちもいますが、米国や欧州からビジネスや投資チャンスを探して訪れているビジネスマンが中心です。市と組んで南米最大の医療大麻ラボの建設を目論む人たちや、スペインの医療大麻の栽培業者でコロンビアに進出するための視察にきていたビジネスマンもいました。

 主催者側には、カリの市長や政治家たちも参加していて、大麻ビジネスを誘致すべく、この町で展開するメリットなどを宣伝していました。

 医療用大麻の市場は次の10年で飛躍的に伸びるだけでなく、世界中の病気で苦しむ人たちを救うことができるだろうという彼らの言葉を聞くと、日本では絶対的悪とされている大麻の印象も、徐々に変わってくる気がします。
 
 ちなみに医療用大麻の効能は幅広く、ウィキペディアによると、がんやHIV、アルツハイマー、うつ病、不眠症、てんかん、気管支喘息、帯状疱疹、多発性硬化症筋萎縮性側索硬化症、クローン病、パーキンソン病など約250種類の疾患に効果があるとする論文があるそうです。
 
 カリ市長に話を聞いたところ、「現在、世界的に大麻解禁の動きがあるのには、いくつかの理由があるが、とくに政府の歳入ではまかなうことが難しくなっている、世界的な高齢化による医療費の増大に対して、大麻を使用した治療方法が注目されていることも大きい」という話でした。

 コロンビアは前大統領のフアン・マニュエル・サントス時代に大麻の合法化を進めており、嗜好用大麻は合法ではないものの、医療用大麻の栽培、加工、販売はすでに可能で、筋肉痛向けのクリームや不眠症のためのオイルなども販売されています。さらに来年に向けて、海外への輸出についても、国をあげて整備をしていく方針だそうです。
 
 また、安い労働力に目をつけた、カナダやヨーロッパの投資家や栽培業者のコロンビアの進出は今後も増えることが予想されており、コロンビア政府も彼らの投資を呼び込みたい意向が強いそうです。

改めて考える「大麻とはなにか」

 ところで、大麻やマリファナと聞いたとき、裏社会のアウトローや、麻薬中毒に溺れる犯罪者という悪のイメージを瞬時に浮かべるのが、通常の日本人の感覚だと思います。かくいう私もほんの数年前までは、芸能人の誰々がマリファナを所持して逮捕されるというニュースを見るたびに、「悪い道に陥ってしまった人」というレッテルを貼り、そのまま「悪」のイメージを抱いていました。
 
 これは、日本において、厚生労働省の「ダメ、絶対に」のスローガンのもとで、大麻(マリファナ)を完全なる麻薬として扱うという状況が作り出されてきたからです。
 
 私がこうした「悪」のイメージに疑問を持ったのは、数年前に米国のがん国立研究所が医療用大麻に強い抗がん作用があると発表したときでした。当時私は身近な人が何人かがんで亡くなっていたこともあり、がん治療の最前線に興味を持っていました。
 
 そしてそのニュースを知り、あらためて「大麻とはなにか」と考えるようになり、興味を持って調べるようになりました。そうしていくうちに、世界ではかなり多くの国が、医療用大麻を合法としていることが分かってきました。また、カナダだけでなく、他の国々でも、医療用だけでなく嗜好用大麻についても合法化する動きがあることを知りました。
 
「大麻」は本来、薬物のことを指すのではありません。「麻」でできた袋や衣類を見たことがある人は多いと思います。麻と言われるととても身近に聞こえますが、大麻と言われると少しドキッとしますよね。でも、この2つはまったく同じ植物のことなのです。
 
 大麻の陶酔作用は、中に含まれる成分に関係しています。大麻草=麻薬ではなく、正確には大麻の中の成分の一部が、一般の日本人が「麻薬」と理解しているものです。
 
 大麻に含まれる成分は「カンナビノイド」というもので、この成分の種類は100種類以上ありますが、その中の代表的なものがΔ9-THC(デルタ9-テトラヒドロカンナビノール)、Δ8-THC(デルタ8-テトラヒドロカンナビノール)、CBD(カンナビジオール)、CBN(カンナビノール)の4成分です。そして最初に説明したように、大麻草の種類の違いによって4成分の含有量の割合は異なり、その割合によって嗜好用、医療用、産業用に区分けされていくのです。
 
 大麻の陶酔作用に影響を及ぼすものは、Δ9-THCという成分ですが、WHO(世界保健機関)のデータによると、ヘロインやコカインとは異なり、アルコールなどの酒類やタバコと比較しても、精神的・肉体的依存度はかなり低いとのこと。また、この成分は、筋肉の痛みの緩和、吐き気や痙攣をおさえる、また食欲を増進させるのに効果があり、南米のインカ文明ではかつて、この大麻を手術などの際の「麻酔」として使っていました。
 
 日本でも2016年に、余命半年と宣告され医者にも見放された末期のがん患者が、最後の生きる手段として、食欲などを増進させるために大麻を所持および使用したことで逮捕されました。この患者が生存権を求める緊急避難のための無罪を主張して裁判を起こしたことがとても大きなニュースになりました(その後、被告は最終弁論を前に死去)。
 
 日本では苗字に「麻」の文字がつく人が多くいます。麻生という名前や、麻布などの地名がありますが、これらは麻の栽培が盛んな地域やそれらを家業としていた人たちからに由来するもの。我々日本人は縄文時代から大麻草とは深いつながりがあり、本来はとても身近なものでした。大麻の実は現在も七味唐辛子の材料ですし、戦前までは喘息の薬として、大麻が使用されていました。薬効成分としての使用は大変有益かつ使用用途も広かったのです。

 現在の日本の法律では、THC濃度が0.3%未満のものについては、産業用大麻として唯一生産が許可されています(嗜好用、医療用は許可されておらず、現在の法律では生産は違法)。日本国内で産業用大麻を栽培している地域はいくつかあり、その代表が栃木県です。ちょっと不思議に感じますが、「家の中などで隠れて大麻を栽培していた」というのがニュースなどで報道される一方で、地域産業として栽培している場所があるということです。

 産業用大麻の有用性は実はとても広く、麻の繊維からできる衣類はもちろん、紙のパルプからプラスティック、さらにオイルもとることが可能です。日本でもいくつかの代理店が美容や健康のために大麻のオイル製品を販売していますが、世界でも大麻からできる健康食品はとても人気の高い商品です。

 大麻は日本だけでなく、戦前は米国や欧州でも医薬品として重宝されていましたが、戦後その流れが大きく変わっていきます。それは、石油関連企業や医療業界が、燃料資源としても優秀で医療の効能に優れていた大麻を排除していく動きにでたからで、日本でも同じような流れをたどりました。石油業界や医療業界から政治的に排除され、「違法」というレッテルを貼られ、表舞台から消えたのが大麻なのです。
 
 もちろん、日本でも、大麻を悪のまま利用して儲けようとする人たちがいるのも事実ですし、使い方によっては、体の害になることは間違いありません。事実として合法になっている米国のコロラドやカリフォルニア州においても使用制限があり、大麻の使用を無制限にするこことは誰も勧めていません。青少年であればより正しい知識が必要になるでしょう。
 
 私個人としても大麻を勧めているわけでは絶対にありませんが、有用なものが政治的に排除されてきた歴史があるのであれば、当然、違う流れ、合法化の回帰が起きるのはなんら不思議でありません。先入観から排除するのは危険です。この機会に、大麻への正しい情報を知りたいと考え、勉強してくれる人が一人でも出てくればとうれしく思います。

参考:ニコニコニュース – コロンビアの「大麻フェア」で垣間見た、 日本とはまったく違う”大麻”との向き合い方

コロンビアは、2012年に20グラムまでの大麻所持と個人使用目的の大麻栽培を20株まで非犯罪化、2015年に医療大麻を合法化しています。

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拡大続けるヘンプ麻産業、アフリカでは貧困対策にも

2018年7月20日 金曜日

拡大続けるヘンプ麻産業、アフリカでは貧困対策にも
ヘンプ・イノベーション賞受賞式©️EIHA

アフリカでは貧困撲滅のためにヘンプ麻を活用しているという事例が6月、ドイツでの国際会議で報告された。ヘンプ麻は、麻薬成分がわずかな品種を原料とした産業用大麻で、世界中で用途の拡大が続いている。41カ国から過去最多の340人が参加した同会議の模様を、日本から出席した専門家に尋ねた。(川崎 陽子)

15回目を迎えた欧州産業用ヘンプ協会(EIHA)の国際会議に、これまで日本人最多の6回参加してきた赤星栄志(あかほし よしゆき)氏によると、今年の会議では次のような注目点があったという。

アフリカ大陸から初めての発表があったことは、ヘンプ産業の世界的な広がりを象徴している。マラウイ共和国のヘンプ会社は、社会貢献として貧困撲滅プロジェクトに参加している。日本や欧米で人気のスーパーフードであるヘンプは高級品だが、栄養価が高いので、アフリカでは子どもたちを飢餓から救うために提供されているとのことだ。

今回初めての企画として、衣料・複合素材、化粧品、食品の3部門でヘンプ・イノベーション賞の授与があった。40の商品から絞られた9候補の中から参加者が気に入った商品に投票し、電動スクーター(オランダ)、スキンケア自然化粧品(ルーマニア)、ヘンプの根からつくった蒸留酒(ドイツ)が、各部門で受賞した。

WHO(世界保健機構)が83年ぶりに大麻草を正式に審査したという、6月の歴史的な会議の紹介もあった。大麻草の研究が進み薬理的な科学的根拠が明らかになる中で、現実に即さぬ国際的な法的規制が、合法化を巡る混乱を招いてきたからだ。 

医療用・嗜好用・産業用の大麻草は、北米だけで5兆円産業になると言われている。国際会議には中国やロシアからの参加者も増えた。ヘンプビジネスに関心のある人は、EIHA国際会議に一度は参加するとよいだろうと、赤星氏は語った。

参考:BLOGOS – 拡大続けるヘンプ麻産業、アフリカでは貧困対策にも

大麻がどれだけ役に立つと判ったら、認めてくれるのだろう日本は・・・

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大麻メーカーが史上初のナスダック新規上場 米

2018年7月20日 金曜日

大麻メーカーが史上初の新規上場 米

カナダの医療用大麻(マリファナ)栽培メーカー、ティルレイ(Tilray)が18日、米株式市場ナスダックで同分野初の新規株式公開(IPO)を行った。MarketWatchが報じた。

同社は1株17ドルで900万株を公開し、1億5300万ドル規模の調達に成功した。約650万株は米国で、残り250万株はカナダなどで取得された。

2003年に創立されたティルレイは大麻の栽培加工、大麻と大麻製品の販売を手がける。同社は米国全域で活動する認可を取得している。2016年には北米大陸とEUで初めて合法的に医療用大麻を供給する会社になった。

ティルレイは現在、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、チリ、南アフリカ、ドイツやクロアチアなどのEU諸国に商品を輸出している。

大麻メーカーが史上初のナスダック新規上場 米

参考:Sputnik 日本 – 大麻メーカーが史上初の新規上場 米

メーカーのサイトを見ると、ジャックヘラーのドライフラワー(バッズ、花穂)が45ドル / 5グラム。
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