今年10月17日に大麻入り食品の販売が解禁予定と発表|カナダから見るマリファナ合法化のあと


今年10月17日に大麻入り食品の販売が解禁予定と発表|カナダから見るマリファナ合法化のあと

カナダの大麻事情①
今年10月17日、ついにカナダで大麻入り食品の合法化となるか

 10月17日に嗜好用大麻が合法化され、大麻入り食品の解禁は1年先とされていたカナダ。現在、カナダでは成人による家庭での大麻入り食品の製造は可能だが、公的な場での大麻入り食品の売買は違法である。今年3月のGlobal Newsの報道によると、Health Canadaは2019年10月17日に大麻入り食品販売の合法化を行うと公表した。 大麻産業に関わる者達の中には、娯楽目的の大麻の合法化の日程が当初カナダ国民の祝日カナダデーの7月1日に指定されていたにも関わらず、実際の合法化が3ヶ月以上遅れたことから、日程に間に合うのか懐疑的な声も上がっている。

 大麻食品販売の合法化に伴い、一回の提供分に含まれるテトラヒドロカンナビノール(以下、THC)は10グラムまでと規制される。また、一回の提供分はそれぞれ個別に包装されていなければいけないそうだ。 カナダの規制は、大麻入り食品が合法なアメリカ合衆国のコロラド州、ワシントン州、カリフォルニア州と比較しても厳しく、THCの量が10グラムまでというのは、大麻使用者にとっては少ないとの声も上がっている。カナダの法律では青年の大麻入り食品への興味を引かないよう、飾り気が無く、子供が開けることのできないパッケージを使用することを義務付けている。パッケージに子供の好むデザートや、甘い菓子のフレーバーなどを宣伝してはいけないという規制もあり、その背景には今まで大麻入り食品合法化の一番の問題点とされてきた、若者が誤って口にしてしまうというリスクを回避するという目的がある。

 やっとの大麻入り食品の合法化に喜ばしい声も上がるなか、このように厳しい規制では、大麻合法化の狙いの一つであった大麻の闇市場の壊滅に至らないという声も上がっている。カナダでは長年闇ルートが発達してきたことから、合法大麻は闇市場で買うより高額だという不満が娯楽目的の大麻合法化直後から挙がってきた。食品に関しても同じケースになるのではないかという指摘が大麻産業に関わる者から出ている。カリフォルニア州の大麻入り食品企業のLa Vida Verdeの社長、ブライス・ベリエッサ氏は、大麻の闇市場に数多くの競合社があると述べており、「大麻を頻繁に使用する者にとって、一日にTHCは数百グラムから数千グラムを摂取することは簡単だ。より安く、高い効力を持つ製品が闇市場にある場合、使用者はわざわざ合法で高く、効力の低い製品は選ばない」と、 Global Newsに述べた。

 一方で、CAMHでメンタルヘルスと大麻摂取に関する研究を行なっているユルゲン・レーム博士は、大麻入り食品に関しては厳しい規制を設ける方がいいと同紙に述べている。「大麻入り食品の問題点は、多くの人がまだ不慣れだということだ。多くの大麻使用経験がある者は、一度大麻を吸った経験がある程度。大麻は吸引後、すぐにその効果を感じることができるが、大麻入り食品の効き目が出るのには時間が掛かる 。そのため、初めて大麻入り食品を食べる多くの人は最初効果を実感しないまま、食べ過ぎてしまうことがある」とレーム博士は述べた。このようなリスクを回避するために、少しの摂取量から始め、それでも闇市場が活発であるようであれば再査定すべきだとレーム博士は述べた。

 大麻市場のリサーチを行なっている企業、The Arcviewの調査結果によると、カナダとアメリカ合衆国の大麻入り食品産業市場規模は、2022年に推定41億に上るそう。今後のカナダの動向に注目だ。

世界の大麻事情
グアムで娯楽目的の大麻が合法化、止まらない世界の大麻解禁の流れ

 世界的に大麻合法化に踏み切る国が増えていくなか、 2014年に医療大麻合法化法案が通過したグアムも、とうとう娯楽目的大麻の合法化に踏み切った。4月4日、ルー・レオン・ゲレーロ・グアム準州知事は議会で可決された法案に署名し、娯楽目的の大麻が合法化された。法案は8対7の投票で議会を通過した。これによって、21歳以上の成人の8グラム以下の大麻抽出物、800ミリグラム以下のTHCを含む大麻製品の所持、使用、展示と購入および輸送が可能となり、許可証を取得した大麻販売店での購入が可能になる。成人の大麻の自家栽培は6株まで認められるが、収穫可能な大麻の栽培は3株までであり、施錠された空間で栽培する必要があるそうだ。公共の場での使用は禁止される。

 グアムの大麻売上の15%の消費税が課され、その税金は法執行機関と薬物乱用治療プログラム、及び農業の資金として使われるそうだ。Pacific Daily Newsの報道によると、ルー・レオン・ゲレーロ・グアム準州知事は大麻に関して「社会で最も広く使われている薬物」であるとして規制の重要性を訴え、闇市場を撲滅するためには大麻を管理し、使用と効果を監視し、人々がより安全な環境で生活できるようにしなければならないとの見識を述べた。

 地元紙The Guam Daily Postによると、規則は一年以内に議会によって承認される見込みだそうだ。実際に合法大麻が市場に出回るのは一年後の見通しで、今後大麻の製造、販売、課税といった大麻産業のための基盤が整備されるそうだ。

参考:TORJA – 今年10月17日に大麻入り食品の販売が解禁予定と発表|カナダから見るマリファナ合法化のあと

カナダとアメリカの違いも また面白いですね。

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