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大麻合法化の活動家だったボブ・マーリーを3人の息子たちが語る

2018年3月16日 金曜日

大麻合法化の活動家だったボブ・マーリーを3人の息子たちが語る

マーリー家のジュリアン、スティーヴン、ダミアンの3兄弟が、早くからマリファナの合法化を推奨した生前の父ボブ・マーリーを語った。

「僕は4月20日生まれなんだよ」とボブ・マーリーの息子スティーヴンが笑顔で教えてくれた。彼とジュリアン、ダミアン・“ジュニア・ゴング”・マーリーの3兄弟は、来る4月に西海岸で初開催されるマーリー・ファミリー主催の“カヤ・フェスト”を発表した。この日は非公式なマリファナ・ホリデーとなるだろう。2日間に渡って開催されるコンサート・イベントでは、ボブ・マーリーの息子5人全員がステージに立ち、ローリン・ヒル、サイプラス・ヒル、トム・モレロがゲストとして登場する。2017年にカリフォルニア州がマリファナのレクレーション使用の合法化を住民投票で決めたことと、西海岸でのこのイベントの開催決定は無関係とは言えない。

「音楽がみんなを結びつけるのはもちろんだが、それ以上の理由がある。それが大麻であり、大麻の多種多様な効用だ」と、ウェスト・ハリウッドのサンセット・マーキス・ホテルで行われた記者会見でスティーヴン・マーリーが述べた。このホテルは彼らの父が贔屓にしていた定宿でもある。「このハーブの使用が人類にプラスとなると、僕たちはこれまでずっと主張してきた。すべての奇跡が空から降ってくるとは限らない。土の中から生まれる奇跡もある」と。

カヤ・フェストはファミリー向けのフェスティバルで、ボブ・マーリーの1978年のアルバム『カヤ』にちなんで名付けた。マーリーの息子たちによると、彼はマリファナを“ガンジャ”や“カヤ”と呼んでいたという。4月28日・29日にカリフォルニア州サンバーナーディーノで開催されるこのフェストでのコンサートには、ジギー・マーリー、キマーニ・マーリーも登場する。さらに、ラッパーのアクション・ブロンソン、トゥーツやメイタルズというロックステディのベテラン勢も加わる予定だ。第1回カヤ・フェストは2017年にマイアミで開催された。

記者会見(とボブ・マーリーの曲「クッド・ユー・ビー・ラヴド」の感動的なアコースティック演奏)のあと、生前の父ボブは大麻合法化の動きに常に影響を与え、現在もこの運動の一翼を担っていると、息子スティーヴンがローリングストーン誌に教えてくれた。「このハーブを知ってもらうために、父はこの運動の最前線にいた。それが彼の生き方で、彼のルーツだったんだ」と。

アルバム『ストーニー・ヒル』で2018年のグラミー賞の最優秀レゲエ・アルバム賞を受賞したばかりのダミアンが「マリファナが合法になりつつあるよね。父が何年も前に言い続けていたことを考えると、父のレガシーの重要さが増している。父は“ほら、俺の言った通りだろう!”って言っているはずさ。父のレガシーが一歩前進したということだ」と、スティーヴンの後に付け加えた。

「音楽がみんなを結びつけるのはもちろんだが、それ以上の理由がある。それが大麻であり、大麻の多種多様な効用だ」―スティーヴン・マーリー

2016年、一家は“マーリー・ナチュラル”を創業した。これは様々な種類の大麻草、吸引器具、大麻種子のソープなどの、大麻草と大麻関連製品を扱うブランドだ。一方、マーリー兄弟たちはレコーディング・アーティストして、彼らの父親が広めたレゲエへの関与も怠らない。実際に、ジギー、スティーヴン、ダミアンの3人はこれまでに何度もグラミー賞を受賞している。2004年には5人兄弟が揃ってツアーを行った。

「一つの集合体だね」とダミアン。「みんなが揃ったときは父の音楽を多く演奏するんだ。ジュリアンが自分のライブで僕の曲をプレイすることはないけど、父の曲は2〜3曲演奏する。僕たち全員がそんな感じなんだ。僕たち兄弟のコンサートに共通するのがそれだね。だから兄弟が全員集合すると、その点が強調されることになるよ」と。

父親の音楽をルーツに持ちながらも、彼らはそれぞれが独自のスタイルを確立してきた。その上、ジュリアンが“ワン・バイブレーション”と呼ぶ音楽的な結びつきも持っている。スティーヴンが言うには、彼らは5人全員でスタジオに入って一緒に曲作りしたいという願望があるらしい。「そういう憧れがあるんだ。ただ、今は自分たちのレガシーをみんなに紹介するつもりさ」とスティーヴン。

マーリー家がこのフェスティバルの名前をアルバム『カヤ』にちなんだ理由は、スティーヴン曰く「フェスティバルを開催する趣旨を明確にして、この植物をみんなに知らしめたいからだ。父が何度も歌っただろう? “マリファナたばこに火を点ける間は失礼するよ”って」。 

アルバム『カヤ』がリリースされた当時、これはポップス好きのリスナーにも届いた最初のアルバムの1枚となった。ただ、革命的なアンセムの「ゲット・アップ、スタンド・アップ」よりもロマンチックで穏やかな空気感が、批評家たちには嫌われてもいた。

スティーヴンが説明してくれた。「このアルバムは最も批判されたアルバムとなった。ボブが軟化した、ボブはこうだ、ボブはああだ、と。父の音楽の多様性が出ただけだったのに」と。彼はフェスティバルの2日目にこのアルバムに敬意を表したアコースティック・セットを行う予定だ。「芸術は石のように固くもなるし、水のように柔らかくもなるんだよ」とスティーヴン。

『カヤ』収録の楽曲は今日でも最も有名なボブ・マーリーのヒット曲である。「ボブ・マーリーの音楽を掘り下げたいと思うなら、このアルバムが入門編だね」と、アルバム・リリースと同じ年に生まれたダミアンが教えてくれた。

参考:Rolling Stone – 大麻合法化の活動家だったボブ・マーリーを3人の息子たちが語る

父が何度も歌っただろう? “マリファナたばこに火を点ける間は失礼するよ”って♪

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バンクーバーで「大麻エキスポ」 今夏の合法化前に1万人超来場

2018年1月16日 火曜日

バンクーバーで「大麻エキスポ」 今夏の合法化前に1万人超来場

 バンクーバー・コンベンションセンター(1055 Canada Place, Vancouver)で1月13日・14日、大麻関連業者が一堂に集まる「Lift カナビスExpo」が開催され、1万2000人が来場した。

 7月の嗜好(しこう)品大麻の所持と個人栽培の合法化を前に開催された同エキスポ。会場には栽培業者と販売業者、大麻を使用したクリームや食品などの商品、生産設備、家庭用栽培キットなどを紹介する約200のブースが並んだ。

 会場の特設ステージでは関係者をスピーカーに招いたセミナーも開催。合法化後は大きな市場になると予測されることから「大麻業界への投資とビジネス」や、カナダ全国で深刻な問題となっている「オピオイド系鎮痛剤に代わる痛み止めとしての大麻」などをテーマとしたパネルに多くの人が集まり、感心の高さを伺わせた。栽培方法やクッキングのデモ、就職フェアなども盛況を見せた。

 来場した現在医療用大麻を使用している50代の女性は「嗜好品が合法化になれば値段も下がるだろうと期待している」と話した。

バンクーバーで「大麻エキスポ」 今夏の合法化前に1万人超来場
ブースで紹介されたクッキーなどの大麻商品

参考:バンクーバー経済新聞 – バンクーバーで「大麻エキスポ」 今夏の合法化前に1万人超来場

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1月1日から嗜好用大麻が解禁に 米カリフォルニア州

2017年12月30日 土曜日

1月1日から嗜好用大麻が解禁に 米カリフォルニア州

【12月30日 AFP】2018年1月1日、米カリフォルニア州で嗜好(しこう)用大麻(マリフアナ)の栽培・販売・消費が解禁される。全米で最も裕福な州での嗜好用大麻の解禁で、世界最大規模の大麻市場の門戸が開かれることになる。

 大麻の税率が高いことから、当局は税収の増加を期待している。そのため同州の「グリーンラッシュ」は、当分の間、厳しい監視にさらされることが予想される。

 米国の大麻市場について、大麻ビジネス投資・調査大手、アークビュー・グループ(Arcview Group)は、2016年の67億ドル(約7500億円)から2021年には226億ドル(約2兆5000億円)に成長すると予測する。カリフォルニア州だけでも、大麻業界は2021年に58億ドル(約6500億円)規模に成長し、嗜好用大麻の使用はそのうち約4分の3を占めるとされている。

 全米ではすでに8州と首都ワシントンで嗜好用大麻の使用は合法化されているが、その規模においてはカリフォルニア州に到底かなわない。

 カリフォルニア州では、1996年に医療用大麻使用が合法化され、2016年に嗜好用大麻の使用を認める法案が可決された。しかし、連邦法では大麻使用は違法とされており、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は解禁に断固反対している。

 カリフォルニア州では今後、新法により21歳以上であれば誰でも処方箋なしで大麻を最大28.5グラムまで所持することができるようになり、1世帯当たり最大6鉢まで大麻を栽培することも認められる。ただし、公共の場や運転中、学校をはじめとする子どもが集まる場所の約300メートル以内での使用は禁止だ。

 生産・流通・販売には自治体および州の認可が必要となる。サンフランシスコやサンディエゴ、サンノゼなどでは、すでに複数の大麻販売店に対し、1月1日から嗜好用大麻を販売できる免許が交付された。

 一方、大麻の価格が最大70%まで高騰するという予測も一部ある。州税が15%、消費税が10%、さらに市税が最大10%上乗せされる他、販売免許の交付や、それぞれの大麻を追跡するためのテクノロジーなどにも費用がかかる。

「最初の1~2年は大麻の価格が激しく変動する恐れがある」と、アークビューのトロイ・デイトン(Troy Dayton)最高経営責任者(CEO)は指摘する。

 医療用大麻をめぐっては、これまでよりも価格が抑えられるなど、より購入しやすくなるとみられている。

参考:AFP BB News – 1月1日から嗜好用大麻が解禁に 米カリフォルニア州

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