「マリファナを吸ってなぜ悪いんだ」
煙に誘われ、僕は退屈な日本にサヨナラを告げた。
大麻堂のルーツでもある大ベストセラー文庫「マリファナ青春旅行」
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■上巻の内容
「マリファナを吸ってなぜ悪いんだ」煙に誘われ、僕は退屈な日本にサヨナラを告げた。
タイ北部の秘境「黄金の三角地帯」、ヒッピー世界三大聖地のひとつネパールのカトマンズ、激しい内戦下のトルコ…。
行く先々で手に入れた多種多様なドラッグがもたらす幻想と出会い。
十九歳の初体験以来、放浪を続けた青春の旅行記、アジア・中近東編。
韓国 - 朝の光・爽やかな風と素晴らしきマリファナ
フィリピン - 売人とグルになっている賄賂警官の罠
香港 - 阿片中毒患者が消えた理由
中国 - ジョイントをきめた太極拳は指先から気が流れでる
タイ - 千年前の遺跡でブッダ・スティック
ビルマ(ミャンマー) - ハシシュが誘う熱帯樹のシルエット
インド - マリファナ初心者のための楽しい手解き
ネパール - ヒマラヤ山中に伝わる手作りハシシュの技を探る
パキスタン - ここでは酒=厳禁・ハシシュ=容認があたりまえ
イラン - ピュアでヘビーなヘロインは死者続出の魅力〔ほか〕
■下巻の内容
マリファナの虜になった僕は、もっとハイになりたくて中近東から北米、さらに南米まで足を延ばした。
ロサンゼルスの蝦蟇ガエル、カリブの楽園ベリーズのハシシュ、ボリビア「月の谷」の幻覚サボテン…。
トリップを重ねるたびにマリファナへの愛着は深まっていく。
青春のすべてをマリファナを追い求めた放浪の旅に費やした僕が見た世界とは。
ギリシア - クレタ島の朝顔の種は幻覚剤
サウジアラビア - 灼熱の砂漠で禁欲生活一年のナチュラル・ハイ
アルジェリア - アラブの焼けつく太陽で育てたマリファナ
アメリカ - LAの世界で一番危ない夜
メキシコ - マヤのピラミッド頂上でトリップすると蝶になる
ベリーズ - 夢の渚にうちあげられた漂流者たち
グァテマラ - ドラッグによって超人化する集中力・記憶力
エルサルバドル・ニカラグア - 「警察廃止」の革命が生んだマリファナ解放区
パナマ - アメリカの麻薬問題は中南米が悪いのか
コロンビア - “コカイン帝国”の背景にある南北問題〔ほか〕
■麻枝光一 (まえだこういち)
1950-2022。日本の社会活動家、実業家。大阪外国語大学で朝鮮語を専攻し、卒業後、サウジアラビア王立リヤド大学に2年間留学。高校教員や大学教師、ジャーナリストなどを経て、日本初となるマリファナの専門店・大麻堂を開業。NPO法人 医療大麻を考える会理事長をつとめる。
大麻に関する正しい理解を全国に広め、日本での医療大麻解禁を実現することを目標にさまざまな活動に取り組んだジャパニーズ・ヘンプ・レジェンド。